2019年3月26日

【Mykinso Pro導入例】人間ドックのオプションとしてMykinso Proを活用――中之島クリニック(大阪府大阪市)

今回お訪ねした中之島クリニックは、人間ドックと画像診断の専門病院です。大阪の経済・行政・文化の中心である中之島エリアのクリニックとあって、受診者の多くがビジネスパーソン。健康への関心が高く、情報収集にも熱心な方が多いそうです。

インタビューに伺ったのは、管理栄養士の佐藤正美先生です。Mykinso Proをどのようにすすめておられるか、検査結果をどのように活用していらっしゃるかについて、お話しいただきました。

「当クリニックでは、人間ドックのオプションとしてMykinso Proをおすすめしています。当クリニックの人間ドックを受診される方は健康への関心が高く、情報収集にも熱心な方が多いのです。腸内フローラにも興味があったものの、わざわざキットを取り寄せるには至らなかった方が、人間ドックのオプションになっているのを知ってお申し込みされています」

腸内細菌と疾病との関連を手がかりに精密検査をすすめる

――Mykinso Proの検査結果が病気の診断につながるようなケースはありましたか。

「フソバクテリア門の細菌が多く発見されたケースが1件ありました。フソバクテリア門は大腸がんとの関連が示唆されているため直ちに精密検査をすすめました。幸い異常はなく、現在は年に1度のフォローアップをお願いしています」

フソバクテリア門は口腔内にも見られる細菌です。それが腸内に多く存在するということは、腸内細菌叢の組成や多様性が変化する「ディスバイオーシス」が起きている可能性を示しています。

ディスバイオーシスと疾病との関連が解明されれば、早期発見や確定診断の手がかりとして活用できるケースが増えると考えられています。今後の研究成果を、期待を持って見守りたいですね。

Mykinso Proを栄養指導のきっかけに

――Mykinso Proの結果は、どのように活用されていますか。

「人間ドックの結果とMykinso Proの検査結果を総合して、栄養指導に活用しています。高血圧や糖尿病など、生活習慣病がある方は治療の一環として食事指導を受けられますが、特に問題がなくても栄養指導を受けてみたいと思っている方もたくさんいらっしゃいます。むしろ健康意識が高いからこそ、今の食生活を続けていいのか、もっとできることはないのか、悩みが深いこともあるのです」

――印象に残っている指導例があればお聞かせください。

「便秘に悩んでいた男性のケースです。人間ドックの検査結果にもMykinso Proの検査結果にもまったく問題なかったのですが、食生活について聞き取りをおこなうと、6種類ものサプリメントを摂っていることがわかりました」

健康に関する情報は世にあふれており、さまざまなサプリメントが売られていますが、過剰摂取の弊害についてはあまり知られていません。効果・効能の異なるサプリメントを何種類も摂っていると、何がどう作用して不調が起きるか、判断が難しくなります。

「サプリメントは“体によさそう”だから摂っていたとのことでした。そこで、すべてのサプリメントを3ヵ月間中止して様子を見るようにすすめました。同時に、バランスの良い食事の指導をおこないました」

このケースについては、現在は様子を見ているとのことです。

使いはじめたサプリメントを止めることに不安を感じ、なんとなく続けていらっしゃる方は、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。健診や腸内フローラの検査結果に基づいた指導が受けられれば、納得して中止しようとする方が増えると期待できます。

人間ドックと同時に腸内フローラ検査をおこない、検査結果に基づいて総合的な栄養相談を受けるという流れは、これからのスタンダードになっていくのかもしれません。

佐藤先生、興味深いお話をありがとうございました。

■医院情報

名称 中之島クリニック
所在地 〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島2丁目1番2号
電話 06-6451-6100(代)
ウェブサイト https://www.nakanoshima-clinic.jp

Mykinsoラボは、医療機関で受ける腸内フローラ検査Mykinso Proを提供する株式会社サイキンソーが運営しています。


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