2019年5月14日

【Mykinso Pro導入例】継続的な観察で攻めの腸活を!——東長崎駅前内科クリニック(東京都豊島区)

今回の「Mykinso Pro導入事例」では、東京都豊島区で東長崎駅前内科クリニックを構える吉良文孝先生にお話をうかがいました。

情報発信を重視

こちらのクリニックは、池袋から西武池袋線で5分、東長崎の駅から徒歩30秒という立地条件もあってか、開院から1年足らずでMykinso Proの検査実績はおよそ50件にも上ります。

——患者さんにはMykinso Proをどのように勧めていらっしゃいますか?

吉良先生(以下、敬称略)「実は、こちらからは一切お勧めしていないんですよ。クリニックのウェブサイトをご覧になって来院、申し込みをされる方がほとんどです。他に、待合室に置いてあるチラシを見て申し込まれる方もいらっしゃいます」

“腸内フローラはアレルギーやさまざまな病気、肥満、さらには精神状態と密接に関わっている”
“更年期症状を和らげてくれるエクオールは、エクオール産生菌の働きで作られる。しかし、腸内でエクオールを作れる人は半数程度。エクオール産生菌をもたない人は、サプリメントでエクオールを補うことが望ましい”

そんな話がメディアに取りあげられれば、自分の腸内フローラの状態はどうなのか知りたくなるものでしょう。メディアの影響の大きさと、情報発信の大切さを改めて感じます。

クリニックのウェブサイトでは診療時間・診療科目やアクセス方法など基本的な情報のほか、クリニック内部の様子や自費診療の内容と料金が詳しく紹介されていて、ネットを検索してたどりついた人が安心して来院できる内容になっています。

また、待合室の一角に設けられた情報コーナーでは、クリニックからのお知らせやMykinso Proの案内が紙媒体で提供されています。チラシは待ち時間の読み物としても手頃で、そこから興味を持って検査を申し込まれる方もいらっしゃいます。

※なお、チラシ作成用のデータは、株式会社サイキンソーが保有しています。詳しくはサイキンソー社営業担当にお問い合わせください。

継続的に観察できる仕組みづくりを

Mykinso Proの検査結果と生活習慣についての聞き取りを元におこなわれる「腸活カウンセリング」は好評を博しているようです。吉良先生は「自分の体を知る」ことで満足している今の状態をもう一歩進めたいと考えています。

吉良「検査してみたら心配していたほど悪くなかった、思った以上に良好な結果だったと安心される方が多いのですが、そこで満足してしまっては何も変わりません。結果を知り、生活習慣を変えて、その後の変化こそ見てほしいですね」

——腸内フローラは3ヵ月ほどで変化するそうですね。先生は実際に、実験的に食事制限をおこなってご自分の腸内フローラの変化を観察した経験がおありだとか。

吉良「10回ほど検査しましたが、特にF/B比は食事の内容によって大きく変化しました。一方でそんなに変化しないものもあるので、毎回すべての結果を見る必要はないとも感じています」

——一般の方が検査を複数回おこなうには、費用負担もネックになりますね。

吉良「ですからMykinso Mini、つまり継続可能な簡易版を作っていただきたいのです。2回目の検査はF/B比、ビフィズス菌、酪酸産生菌がわかる程度のもので充分なので。この検査は、継続することに意味があると思います」

従来のMykinso Pro(詳細な検査)と数ヵ月ごとの簡易検査に加えて、栄養相談やレシピの提供をセットにした月額制サービスは、サイキンソー社でも検討しています。

腸内フローラ検査と栄養相談が組みこまれたサービスがあれば、細菌叢の変化を見つつ低FODMAP食療法(発酵性オリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオールを控える食事療法)を実践する助けになるため、お腹の悩みを抱えていらっしゃる方にとっても有益なサービスになると期待できます。

「これまでブラックボックスだった腸内フローラのことがわかって満足した」という状態から一歩進んだ「攻めの腸活」、ぜひ実現したいものです。

■医院情報

名称 東長崎駅前内科クリニック
所在地 〒171-0051 東京都豊島区長崎4丁目7-11 マスターズ東長崎1階
電話 03-5926-9664
ウェブサイト https://umeoka-cl.com/higashinagasaki/

Mykinsoラボは、医療機関で受ける腸内フローラ検査Mykinso Proを提供する株式会社サイキンソーが運営しています。