【Mykinso Pro導入例】関心の高さを受けて医師向け人間ドックに導入――福山市医師会・健康支援センター(広島県福山市)
今回のMikinso Pro導入例では、2019年1月より医師向け人間ドックのオプション検査として導入が始まった福山市医師会・健康支援センターの健診センターの皆さんにお話をうかがいました。
関心の高さを受けて導入を決定
最初に、医師向け人間ドックのオプション検査としてMykinso Proを導入した理由をお訊きしました。
健診センター「医師ドックのオプション検査には、その時々の“旬”を採り入れるようにしています。腸内フローラに関心を持っている医師や職員が多かったことから、導入を決めました。」
1月に受付を開始して、4月の時点で20件を超える申し込みがありました。一般の方向けの人間ドックなどと比較すると、かなりのハイペースです。
健診センター「件数が伸びている理由としては、医師や職員の間で腸内フローラ検査の認知度が高いこと、特に医師の関心が高かったことなどが挙げられます。また医師会として、医師ドックを受診するドクターひとりひとりにMykinso Proをご案内するとともに、資料や検査結果の見本を掲示するなどして周知を図ってきたことも、件数の伸びにつながっています。」
検査レポートには、腸内フローラの解析結果とともに食生活に関する提案が記載されています。これらの資料を実際に見てもらうことも、関心を高めることに一役買っているのですね。
問診票の改善を要望
健診センターの皆さんからは、Mykinso Proに対するさまざまな要望もいただきました。そのひとつは、問診票についてです。
健診センター「問診票を書くのが大変だったので、改善をお願いします。問診票で答えた内容と検査結果との関連も、もっと充実させてほしいですね。」
サイキンソー社では日頃から問診票の見直しと改訂をおこなっており、時間がかかっていた自由回答方式の質問は、なくなることが決まっています。
また、検査結果は問診票の回答内容を踏まえて作成されていますが、そのことが受診者にしっかり伝わるような資料作りを心がけてまいります。
さらに、「検体を提出してから結果が出るまでの期間が、もっと短くなるとよい」というご要望もいただきました。
現在、サイキンソー社では2ヵ月間に5回の解析をおこなっており、検体の提出を受けてから検査結果が送付されるまでの期間は4~6週間です。将来的に検体数が増えれば解析の回数も増え、フィードバックまでの期間も短縮できると見込んでいます。
健診センターの皆さん、貴重なご意見をありがとうございました。
■施設情報
名称 | 一般社団法人 福山市医師会 |
所在地 | 〒720-0032 広島県福山市三吉町南2丁目11番25号 |
電話 | 084-921-0035(健康診断に関する問い合わせ先) |
ウェブサイト | https://www.fmed.jp/cnt/ |
Mykinsoラボは、医療機関で受ける腸内フローラ検査Mykinso Proを提供する株式会社サイキンソーが運営しています。